インドネシア・シンガポール出張記 −2004/3/25−

2004/3/25(木)
コカスキの店を出た後、これでH氏の車でホテルに戻るかと思っていたら、G氏の車に乗ってくださいとのこと。H女史はH氏の車へ、ということで男女別行動ということになった。なんだか様子も分からないのだが、市中のタクシーを拾ったわけでもないので心配することもないかと、とりあえず乗り込む。隣の席のG氏が、携帯でH氏と喋っているのを聞くと、どうも二次会でスナックにでもいく様子。

車が着いたところは、新宿歌舞伎町か大阪キタはお初天神通り東側か、という雰囲気。車から降りたとたんに、物売りのにいちゃんたちが寄ってくる。一人じゃ、とうてい歩きたくない気分だ。道路を横切ってから目的のカラオケまでの50メートルほどがずいぶん長く感じる。店はビルの3階でカラオケの「葡萄屋」。このビルの看板は全部日本語で、建物全体が日本人向けのスナックだの、カラオケだのになっていて、おじさんたちが二次会に訪れるところらしい。日本人だけターゲットにした商売で、けっこうやっていけるもんだね。

受付で「イラッシャイマセ〜」とかいう怪しげな日本語で迎えられたあと、G氏が「じゃあ、ここで女の子を選んでください」と案内された部屋は、8畳間ほどのスペースに、おね〜ちゃんがぎっしり。30人ぐらいもいるだろうか。いっせいに「かっこい〜」「こんばんは〜」「わたし、わたし〜」とか、とにかく自分を選んでもらおうと一斉に手を挙げる。ここでホステスを選んで、女の子連れでカラオケボックスに入るというシステム。ど〜したもんだか、しばし騒然とした様子を眺めていたが、どのおね〜チャンを選んでよいのかも分からないので、グルっと見回して左の端から何人目かの、元気そうなおね〜ちゃんにしておく。G氏は馴染みの子がいるようで、そうそうにカップルと化している。とりあえず、選んだ女の子と腕を組んで部屋へ。おっつけH氏も追いついてきて、女の子同伴で部屋に入ってきた。

僕の相手の彼女はタリーさんといって、黒のミニスカートに、お腹のところがひも状に編んだ服の腹だしルック、というスタイル。ぽっちゃりタイプで、並んでソファに座ると、ちょいと二段腹のお腹が編み編みの下に見えるのが、親近感があったりする。時間限定の恋人気分でカラオケを、というシステムなので、ベッタリ寄り添って座り、カラオケのリクエストを入れたり、水割りを作ったりしてくれる。日本語は喋れるような、喋れないような、けっこう怪しげだが、まぁ太股だの、おっぱいだののボディタッチのコミュニケーションが楽しみになるので、あまり話せなくても良いのかもしれないね。香水がきついのにはちょっと閉口。

デュエットとかしっとりムードの歌が入ると、踊ろうと誘ってきて、べったりと背中に腕を回して、即席チークタイムになる。踊っている最中に太ももや股間をこすりつけて、といった刺激もあって、まぁほどほどにエッチな気分で楽しめるとこだ。チークタイムで踊る時には、履いてるハイヒールを脱いで素足になるのは、小さい女の子の方がサマになるからかな。久しぶりにカラオケ三昧で、10曲ぐらい歌ったろうか。そろそろ時間も深夜0時近いし、身体はあいかわらず日本時間が抜けきらないので、気分は午前二時。早いとこベッドに入りたいので、引き止めるタリーさんを振り切って、G氏にホテルまで送ってもらう。

まぁこれじゃ、女性を連れてくるわけにはいかないだろうね。男性専用の接待コースというところか。葡萄屋の料金は3人でRp1,100,000、日本円だと1万5千円ぐらいか。インドネシアのカラオケって、こういうスタイルなのらしい。

 

(2004/5/6更新)

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