シンガポール出張記 −3月13日(日)−

3月13日(日)
シンガポールへの移動は、昨年と同じ便。8:45にJR京橋発の関空快速に乗る。途中、泉佐野での事故で多少ダイヤが乱れていたものの、10分ほどの遅れで空港着。シンガポール航空のカウンターでチェックインを済ませる。席は55のGで、出発ゲートは38番。その後に両替え。レートは、S$1=¥70.8。買い物は、ほとんどがクレジットカードで出来るので、5,000円だけにしておく。日本からはるばる行くせいか、夕食はけっこう現地の出向の方が払ってくれたりするので、ちとそれを当て込んでもいたりして。

去年はチェックインの後でのんびりしすぎて、ぎりぎりの搭乗になったので、今回はすぐに出国手続きを終えて、免税店を物色。ワールドターキーの8年・1,700円也を買った。これって、旅行用を考えてあるのかスキットル型の薄いボトルで、しかもガラスじゃなくてプラスチックの容器。手持ちのショルダーに突っ込んで、早々にゲートへ行った。ゲートまで行くモノレールから見ると、小雪がちらほらしている。

ゲート前のソファに座って、日曜朝の「笑っていいとも」総集編を見たりしながら、搭乗案内を待つ。シンガポールエアラインの係員がキャンディを配っていたので、一つもらって舐めた。11:30にアナウンスがあって、まず座席番号が55番から64番までを案内とのこと。最初に乗り込めてちょっとラッキーな気分。機体はボーイングの777で、座席は3列席が三つ並んで、横一列が9席。55Gの席は、真ん中の3列の右端だ。隣を見ると、反対側の左端席には偶然にもH女史が座っていた。

11:50にはタキシング開始、テイクオフは12:07。その後12:30にはナッツのおつまみが出てきて、ワインだのビールだのがサーブされた。赤ワインをもらって飲む。飛行時間は7時間あるので、この間の楽しみは、映画ビデオを観ること。エコノミーでも各席に液晶モニターがあり、好きな映画をオンデマンドで観られる。日本で封切り中のもあって、タダで観られるのはお得な感じ。ただ字幕は中国語なので、日本語吹き替えのあるものじゃないと、ちょっと鑑賞はツラい。今回観たのは、

13:30に昼食、日本料理とインターナショナルセレクションがあるが、インターナショナルの方を注文する。メニューは、

17:40(ここからはシンガポール時間、日本との時差は1時間遅れ)に、機長から到着案内のアナウンスが入る。現地の気温は34℃とのこと。もう夕方だというのに高い気温で、聞いただけでげんなりした気分になる。機はいったん空港上空を通り過ぎて、海側から着陸態勢に入る。タッチダウンは、ほぼ予定通りの17:56。

入国手続きも簡単に通り過ぎて、バゲッジで出てきた荷物をとり、出口へ。現地出向のNさんが、空港まで迎えに来てくれていて、ホテルまで送ってくれる。ホテルは例によってParamount Hotel、空港からは20分ぐらいか。夕食はNさんが案内してくれるそうなので、荷物を部屋に置いて、ロビーに集合する。目指すは、シンガポールリバーの川沿いにあるボート・キー(Boat Quay)というところ。同じ川沿いにあるクラーク・キー(Clarke Quay)とならんで、夕涼み&お食事スポットらしい。中国、マレー、インド、イタリアなどの各国料理の店が並んでいる。川と並行して道が通っており、川との間のスペースにはテントとテーブルのオープンエアーな席。道をはさんだ反対側には、建物内に同じ店が室内の席を作っている。カニを扱った料理の店が多く、そういう店頭には、大きなカゴにカニが入っている。中には藁でくくったカニに紐をつけて、店先に転がしているのもあったりして。日本だと海鮮料理の店頭にイケスがあって、魚を泳がせているが、さしずめそんな感じなんだろう。メニューは中国語と英語併記だが、読んでも良く分からないので、Nさんにお任せ。

チリクラブは、大人の手のひらぐらいの甲羅の大きさのカニに、チリ味のソースをかけて出てくる。これは手でつかんで食らいつき、汚れた手は、レモンスライスを浮かべたフィンガーボウルで洗うのが正解。甲羅はかなり固く、かぶりつくのも、割るのもけっこう力が要る。木槌で割って食べたい気分。油で揚げたちょっと甘いパンがいっしょに出てくるので、これにはチリソースをつけて食べる。これがまた旨い。

カニ以外は、まず春巻き、これは普通の中華の揚げ春巻きだけど、蟹とフルーツが入っている。川エビのスープは香草が入っている。雪菜は軽く炒めたのにナッツを砕いたのがかかっていて、歯ごたえが快感だ。ビールを頼んだら、タイガービールのマークの付いたジョッキが出てきたけど、ピッチャーはカールスバーグだった。シンガポールはタイガービールばかりかと思っていたけど、カールスバーグなんかあるんだ。会社が遠来の出張者をねぎらう「ウェルカムディナー」という制度があって、今夜の食事はそれ。遠慮なくビールも飲む。

たっぷり食べた後は、腹ごなしにボート・キーを歩いて、マーライオンまで行く。一年前に来た時は昼間だったが、今回は夜なので、ライトアップされている。ライオンの口から、水がぴゅーっと噴きだしている。勢いはかなり強く、噴水というより、消防放水という感じだ。

Nさんにホテルまで送ってもらって、シンガポール到着一日目は終了。

(2005/3/18更新)

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