「十年（とうねん）」日記　その１２

かつて「バーボン指南」というモノをここ「居酒屋グウグウ」に書き込んでいたことがあった。バーボンの定義を解説した＜バーボンって、なに？＞から始まって、樽がバーボンの味を決めるという＜おいしい樽＞までの１２話。バーボンに関するいろんな書籍や「十年（とうねん）」の工藤マスターから仕入れた話しを、ウダウダと書き綴ったものである。１２話を書いてからすでに１年以上経つのだが、とんでもない場所でこれを読まされる羽目になった。

何をかくそう「十年」のカウンターで、である。

「実はマラソン仲間がパソコン通信を始めましてね、それが、こんなモノを見つけたといって手紙をくれたんですよ」と言って工藤マスターが見せてくれたのは、ＦＣＯＯＫのＤＬをダウンロードしたもの。

タイトルに＜「十年」での正しいバーボンの飲み方＞とある。「バーボン指南」の番外編として書いたものだ。

「これ、新木さんが書かはったもんでしょ。蘆月のボンにも見せたら、こりゃＭＡＸの書いたヤツや、ってゆうてましたよ。こんだけ書くんは大した集中力ですねぇ」と追い打ちがかかる。たしかに結構な長文で、１４０行ばかりあるシロモノではある。ちなみに、蘆月（ろげつ）というのは「十年」の近くにある店で、「紙なべ」が看板である（宣伝しといたぞ(#^_^#;)＞BONBON）。そこの御曹子がNIFTY-Serve に加入していて、「十年」にもしばしば飲みに来るのだ。

もとよりネットワークに書き込む以上は、不特定多数の人が読む事を想定してはいるが、その不特定多数のなかに、話題のご当人が入っているとは、さすがに予想もしなかった。「店での態度」とか「お酒の飲み方」について、エラそうなことがいっぱい書いてあって、工藤マスターに読まれると気恥ずかしい(^^;。

それでもバーボンの話し、店の話しをキッチリ書いてあるのがお気に召したらしく、帰りにオーチャードスプリングスをお土産にもらってしまったワタシであった(^･^)。

　　　　　　　　　　　　　　　PEA01063,GFD00221 ＭＡＸ／新木　誠　でした

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