「十年(とうねん)」日記 その16


11/16は誕生日

例年、誕生日と年末最終営業日・年始の最初の営業日は「十年」で過ごすことにしている。今年の1992年も休みをとって「十年」に出かけた。開店からまだ大して時間の経っていない店内には、工藤マスターのランニング仲間のMs.Uくらいしかいない。

時刻は19:00。

「十年」のBGMもまだラジオを流しているだけで、テープでジャズを流すには至っていない、仕込みの続きの時間である。大阪キタの新地本通りは、あいかわらず閑古鳥が鳴いている。

ぶっきらぼうな言い様で「誕生日おめでとう」を言ってもらって、ターキーのレアブリードをもらう。この前きたときは、マスターの声がすっかりつぶれていて心配したが、今日は元気に迎えてくれた。今度の日曜には「長居公園」で走るそうだ。

今日は、何故か新興宗教の話題で盛り上がってしまった。ちょうど私が地下鉄の駅でおばさんにつかまってしまった、というハナシをしていたのだ。あとは、おきまりの政界談義と大阪の地下鉄の話題。大阪にいかがわしいタクシーがはびこるのも、市が深夜に地下鉄を運行しないせいだというのが工藤マスターの持論である。たとえ割増料金になっても、深夜に地下鉄を走らせていればタクシーよりはずっと安いし、少年少女達が繁華街で夜明かしするのも防げるというわけである。

                 PEA01063/GFD00221 MAX/新木 誠

P.S.
ボジョレーの日の「十年(とうねん)」は常連さんにボジョレーのミニボトルをプレゼントするそうな。「我こそは常連」との自信のある方は、十年に行って確信を深めていただきたいぞっと・・・・・・・・・・(^^;

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