それでは、チャーコールの製法です。2インチ角、長さ4フィートのサトウカエデ の角材を井げたに組み、6フィートの高さまで積み上げます。この井げた4つが一 樽分(10フィート分)のチャーコールの原料。この井げたの木組みを灰にならな いように、しかも芯まで充分に焼く。そこに5人がかりで水をかけ、火の残ってい るうちに3回シャベルで混ぜかえし一晩置きます。これを豆粒大に砕いてフィルタ ーにするということです。
10フィートのチャーコールのフィルターを通り抜け、かぐわしい香りをたくわえ る「ジャック・ダニエル」。テネシー州に自生するサトウカエデに目をつけ、これ を燃やしてフィルターに使用するというアイデア。創業者ジャック・ダニエル氏の 天才をうかがわせるものがありますね。
また、ケンタッキー州産のバーボンの中にも「チャコール・フィルタード」と記さ れたものがあります。これらは、蒸留直後にサトウカエデのフィルターを通すので はなく、瓶詰めの前にフィルターを通すというところが、テネシー産の物と違うと ころであります。
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