インドネシア・シンガポール出張記 −2004/3/29−

2004/3/29(月)
朝はタクシーで会社まで移動。シンガポールでの仕事としては今日が初日だ。二日間のアジェンダは、インドネシアと同じ段取り。オフィスは冷房がガンガンに効いていて、Yシャツ一枚では寒くてたまらない。H女史も持参のカーディガンをはおって寒がっているし、現地のメンバーもジャンパーを着て勤務してたりする。それなら冷房を弱くすりゃいいのにと思うもんだが、冷房が良く効いたオフィスというのは一種のステータスなんだそうな。

昼食は、U氏、Y氏に現地の情報システム部門のマネージャH氏と、日本料理「千都」へ行く。途中の道路を走っているときに、ときどきU氏が速度を落として、「ハンプ」という路上に作られたちょいとした盛り上がりを乗り越える。これが、幹線の道路を走っているときにはないんだが、ちょっと脇の道にはけっこう頻繁にある。速度の出過を規制するための仕掛けなんだそうで、夜間など気づかずに運転していると、車の底をぶつけてしまうとか。

千都は「日本料理」という看板を上げているが、イメージとしては和食主体のファミレスという感じ。食べたのは、H氏お薦めというザルソバ+焼き飯。特に焼き飯が美味しかった。

夕食は、Y氏がまだ職場に戻らねばならないというので、会社の近くで食べる。アッパー・イースト・コースト・ロードにある、タイ料理「Passion Thai Food NID's Place」という店に案内していただく。「ニドの情熱的なタイ料理店」とでも訳すのか。プラスチックの椅子、丸テーブルにはビニールのテーブルクロスと、ここも至極庶民的で、近所の家族が晩飯を食べに来るという感じ。いい雰囲気だ。ここではY氏、常連らしく、ウェイターに「今日頼むメニューを当ててみろ」と言うと、的中率8割という回答だった。さてその食べたメニューはというと、
Tom Yam Seafood Soup S$10
Green Curry Beef S$11
Pandan Chicken(4pcs) S$10
Mixed Seasonal Vegetable S$7
Thai Fried Tung Hoon S$7
Mango Sticky Rice Tapioca S$10

"Tom Yam Seafood Soup"は、例の甘くて、酸っぱくて、辛いという、タイ料理の定番スープ。さすがにスープに浮いた丸ごとの唐辛子は食べなかったが、なかなかイケる。タイ料理、けっこう舌に合うかも。"Pandan Chicken(パンダン・チキン)"は、ペーパー・チキンと同じ手法の料理で、鶏の唐揚げ。ただしこっちは、パンダンという植物の葉で巻いて揚げてある。見た目は中華チマキのようだ。でもコレってホット・アペタイザーという分類で、メニューに載っているんだよね。唐揚げが前菜かい?。

"Tung Hoon"は、タオ・フゥンと発音するらしい。緑豆ビーフンのことだ。ちなみに普通のビーフンは"Bee Hoon"、そのまんまだね。Friedという言葉も良く出てくるのだが、揚げ物じゃなくて炒め物のこと。ということで、"Thai Fried Tung Hoon"は、タイ風焼きビーフンてとこ。"Fried Rice"だったら焼き飯だ。"Green Curry"は辛いと思っていたが、それほどでもなくおいしく食べられた、野菜の炒め物もカレーも、炒め物はたいがいご飯にぶっ掛けて食べる。こういう食べ方すると、タイ米ってほんとに美味。このご飯を、魚釣りのビクのような、細長くて底の深い笊に入れて持ってきて、それぞれの皿に盛ってくれるのが、これがまたおいしそうに見える。

隣のテーブルには、まだ1歳そこそこに見える赤ちゃんと、じいちゃん、ばあちゃんも一緒に家族連れが夕食に来ている。どのメニューもけっこう刺激の強い味だと思うんだが、あんな小さい子も、食べるんやなぁと、へんな感心をする。そして今宵も満腹だ。

 

(2004/5/15更新)

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