シンガポール出張記 −3月15日(火)−

3月15日(火)
出張二日目。朝食はホテルのバイキングで食べ、タクシーで会社へ行く。運転手に「Good Morning again、sir」と言われて、ちょとびっくり。昨日の朝と同じ人だった。今日はシステムのオペレーション説明で、終日しゃべり続ける。昼食はふたたび社員食堂へ。今日はチャーシュウ入りの豚まんとビーフンにする。ビーフンは薄味のスープで、具に白菜が入っている。豚まんは中のチャーシュウがなかなか美味。社員食堂あなどりがたし、これでもS$2ちょいなので、150円ぐらい。給料の水準がずいぶん違うのかもしれないが、安いよなぁ。

仕事は17:00で終え、タクシーで空港まで送ってもらう。同行のH女史は、深夜1:00の便での帰国なので、日本に帰国する出向者の送別会に巻き込まれてしまい、私だけが先に空港へ行くことになった。チャンギ空港のターミナルは1,2とあるが、さらにターミナル3を建設中。すでに24時間運用をしているのだが、ターミナル3が出来ると深夜の2時や4時にも発着便を増やして、文字通り24時間眠らない空港になるそうだ。

空港到着は18:00ちょっと前。サービス世界No.1にランクされる空港なので、見物するのも楽しいのだろうが、色々と買い物もあるので、すぐにチェックインを済ませて中に入る。便はSQ974で、座席は39のD、ゲートはF40だ。チャンギ空港は実に広くて、きれいな空港緑も多い。免税店もいっぱいあって、買い物をするには事欠かない。それ以外にもジムとかラウンジとか、シャワールーム、乗り換え時間の長い人向けのホテルだとか、様々な施設がある。とりあえず、自宅や職場への土産を物色しに、免税店が立ち並ぶところを、右へ左へとうろうろする。買ったのは、

チョコはさすがにリンツ、けっこう良い値段だ、クッキーとあわせてS$61.80。JCBで払おうとしたら、店のおね〜ちゃんが、「もう一枚カードを持っていないか?」と言うので、何で2枚要るのかと思ったら、JCBは扱っていないらしい。なんどかカードリーダーに通していたが、エラーばかり。仕方ないのでVISA付きの東横インカードを使う。海外ではJCBはまだメジャーじゃないらしい。

ジャックフルーツのチップスは、「お酒の座」の花見の土産話にいいかと思って買ってみた。S$14.00。箱の写真の、ちょっと見はドリアン風の概観に惹かれて買った。どんな味かは、花見の時に食べてのお楽しみだ。

Diorの口紅は、ニュアンス・ワトソンという店で購入。事前に「短期滞在者のためのシンガポール満喫術」というサイトの、「外資高級ブランド化粧品をどこで買う?」を参考にした。化粧品の値段の相場は知らないので、残っているシンガポールドルを予算の目安にする。ブランドの方はさっぱり分からないので、エステーローダで色を物色していたと思ったら、コレと思って手に取ったときは、ディオールのコーナーに移っていた。別にエステーローダに義理があるわけじゃないので、「ディオールでもいいかぁ」と買っておく。No.489 ローズ・ミラージュ、S$27.80。

免税店の集まる広場には、修学旅行らしい学生服の男の子達が、体育座りで並んで座っており、前で添乗員さんらしい人が、買い物の注意事項を言っている。曰く「日本円でも買い物は出来ますが、お釣りがシンガポールドルになるので、大きいお札での買い物はしないように」とのこと。クレジットカードでしか買い物しない自分にとっては、なるほどそうかと、ちと感心。こういう少年達を連れての海外旅行もたいへんだろうなぁとか、学生の分際で海外旅行など生意気だわいとか思ったりする。

必要な買い物を済ませたので、ソファでちょっと一休み。駐機中の飛行機を見物したり、周りにあるスポーツバーや、ビリヤードをしている人々を眺める。パソコンを利用するための席もあり、こっちでは一生懸命に仕事してる人もいる。フリーのインターネット利用コーナーも何ヶ所かあって、15分間の制限はあるものの、無料で利用できるのし、読むだけならば日本語でも読めるので、妻の携帯に出発報告のメールを送った。日本語入力が出来ないので英文なのが、なんとなくインターナショナルな感じ。

ゲートに向かう途中で、「CHANGI EXPRESS」という新聞を発見。チャンギ空港の案内や、ここ最近のイベントが載っていたりする。空港に着いた時に先にゲットしておけば、買い物やいろんな施設利用に役立ちそう。離れる直前になって見つけたのがちょいと残念。

ゲートF40には20:00ごろ着。出張の疲れが出てきたのか、既に眠たい。出発30分前とあって、人もだいぶ集まってきた。ここでもPC(ちなみにVAIOだった)を広げて仕事をするおじさんや、観光帰りの日本人団体とかいろいろな人がいてる。20:10に搭乗開始。今回は搭乗順が最後の方だった。着席すると、隣の人が「席を変わってくれませんか?」とたずねてきた。夫婦連れのようだが、別々の席になってしまったらしい。いっしょにチェックインしなかったのだろうかと思いつつも、いいですよと言ったのだが、よくみると彼は座席を間違えていて、私が動いても仕方ないことが判明。けっきょくバンコクまで離れ離れの席で行ったらしい。まぁ2時間弱のフライトだし、子供じゃないんだから多少席が離れていても、ど〜ってことないんだろうけど。

20:30に機長アナウンス、飛行時間は1時間50分、バンコクは気温27℃とのこと。20:35にタキシング開始で、20:49にテイクオフ。あっという間に街の灯が遠ざかっていく。21:00には早くも食事が出てくる。2時間しかないので、搭乗員の方も忙しい。メニューは、

メニューには、フライドヌードルのチキン添えとなっているが、チキンがメインで添え物にパスタという感じ。ピリ辛の味付けである。食後は、往路の飛行中に途中までしか見られなかった「Mr.インクレディブル」の続きを見終える。

バンコクのドンムアン空港へのタッチダウンは21:40。ここで乗り換えに1時間、そこから5時間で日本だ。

(2005/3/18更新)

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